マンガ・アニメ

「マスターキートン」~人生の達人が紡ぐ大人の寓話~⑭ 『バラの館』

本作は人を信じる難しさを描いている。使用人が夫を殺害のうえ逃走し、命を狙われる未亡人。その護衛をキートンと旧知の私立探偵チャーリーが担う。だが、キートンの慧眼により事件は意外な結末を迎えた。
マンガ・アニメ

“下の中”男子とJCギャルの物語「わざと見せてる?加茂井さん。」レビュー

本作はスクールカースト“下の中男子”須藤靖幸と“最上位ギャル”加茂井由紀のラブコメディである。特に水と油の関係の加茂井由紀と委員長・大原佳代子が心通じ合う場面は、鮮やかに10代の心情を描いた。
マンガ・アニメ

「孤独と自由を愛する旅人」スナフキンの名言

トーベ・ヤンソン原作「ムーミン」。本作には多種多様な生き物が登場するが、中でもスナフキンは印象深い。孤独と自由を愛し世界中を旅するスナフキンは、ムーミンの良き友として数々の名言・至言を残した。
マンガ・アニメ

野球漫画の金字塔「キャプテン」~谷口タカオ その白球にかける思い~③

地区予選で決勝進出を果たす墨谷二中。その陰で、レギュラーの座をイガラシに奪われた丸井は退部を決意する。一方、青葉との決勝を前に猛特訓を課す谷口に反発する部員達は、キャプテンの真意を知り涙した。
マンガ・アニメ

ラブコメ漫画の金字塔「めぞん一刻」 四谷さん~作品を彩る怪人~

ラブコメ漫画の金字塔「めぞん一刻」。個性豊かな脇役陣も魅力的な作品だ。中でも個人的にお気に入りなのが、奇人変人・四谷さんである。職業不明・年齢不詳の謎多き怪人の生態に、逸話とともに肉薄する。
ノンフィクション

日経テレ東大学「社会人のための“死”入門」 ~生きること即ち死ぬことなり~

今回は「社会人のための“死”入門」と題し成田悠輔や文化人類学者らを招き、日本人の死生観について議論した。その内容はデジタル社会での死や普遍的な死の概念、生と死の狭間にある本質を穿つものだった。
ノンフィクション

ドキュメント72時間「秋田・真冬の自販機の前で」レビュー

ある場所を72時間連続で定点観測する当番組は、過剰な演出もなく素朴だが良質な内容となっている。中でも、風雪舞う真冬の秋田港で撮影した放送回は、様々な人生模様が織り成す印象深きものだった。
マンガ・アニメ

終わりなき戦禍の傷跡「かつて神だった獣たちへ」レビュー

かつて、人智を超えた力で戦争を和平へと導いた擬神兵。やがて、神と呼ばれた彼らは獣へと墜ちていく。そんな擬神兵を抹殺する“獣狩り”。それは元擬神兵部隊長のハンクだった。獣達の悲しい叫びが残響する。
マンガ・アニメ

一筆に命を吹き込む水墨画「線は、僕を描く」レビュー

大学生の青山霜介は両親を亡くし、孤独と喪失感のどん底に喘いでいた。そんな中、バイト先の水墨画の観覧会で運命の出会いを果たす。そして、水墨画の大家・篠田湖山に導かれ、その魅力に惹かれていく。
マンガ・アニメ

「ましろのおと」~日本の文化と心を今に伝える三味線の音~

16歳の雪は津軽三味線の名人と謳われた祖父・松吾郎に育てられ、自然と三味線の世界に傾倒していった。祖父の死をきっかけに上京し、様々な出会いを経験することにより、自分色の音を紡いでいく。
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